環境保全

ここ数年、企業にとって「社会的責任」という考え方が浸透しつつあります。 これまで企業活動の制約要因として考えられていた環境問題だけでなく、雇用や人権、法令遵守(コンプライアンス)などといった、企業の果たすべき社会的責任(CSR)について、企業は統一した方針を対外的に示す必要性が高まっています。

当社は環境への配慮を重視し、その具体的な取組みをアピールすることが、企業への信頼に直結すると考えております。

オカケンにおける環境経営

当社は、トラックによる貨物輸送を手掛けており、その事業活動により生じる、環境への種々の影響を低減することが、最重要課題の一つであることを認識し、企業の社会的責任達成のため社員一人ひとりが環境問題に積極的に取組み、環境と事業経営の共生を図ることで社会に貢献することを目指します。この理念のもと、計画的な車両代替によって環境規制に対応するほか、資源を大切にし環境保全活動を確実に進展・充実させていきます。

オカケンの取り組み

低公害車の導入を加速

物流の中核を担う事業用トラックの多くが、耐久性や整備の容易さ、燃料コストなどの理由からディーゼルエンジンを搭載しています。ガソリンエンジンに比べて熱効率が高く、低燃費なのが魅力です。しかし一方で、ディーゼル車からのPM(粒子状物質)やNOx(窒素酸化物)などの排出ガス問題がクローズアップされています。このような状況を背景に、現在、日本の排出ガス規制は世界でもトップクラスの厳しい水準にあるといわれています。
当社では、自家用車を含め約2500台の自動車を保有しています。今後益々強化される傾向にある法規制や各地の条例に適合した車両を計画的に導入し、古い車両を代替していきます。

CNG車導入について

当社では、環境対策のひとつとして、天然ガス(CNG) 車を積極的に導入しています。CNG車は都市ガスとして、家庭にも供給されている天然ガスを圧縮して使用する車であり、酸性雨などの原因となるNOxの排出量が少なく、呼吸器疾患の原因となる黒煙やPMをほとんど排出せず、また地球温暖化の原因となるCO2(二酸化炭素)の排出量をガソリン車やディーゼル車より低減でき、地球温暖化防止に貢献できます。

エコドライブの推進

エコドライブ(ECO DRIVE)とは「ECOLOGY DRIVE」 と「ECONOMY DRIVE」を掛け合わせた造語であり、環境に配慮した運転方法により環境保護、資源保護、経済的利益、さらに穏やかな運転を心がけることによる安全性も追及しようとする運動に由来しています。すなわち、エコドライブは単にエネルギー消費の節減や経済メリットを追及するだけでなく、排出ガスの抑制、事故防止、経営コスト削減など、「環境」「安全」「経営」の3つの効果を期待するもので、運送業界の環境対策の中でも重要な取り組みとして位置づけられています。
当社では外部講師による講習や社内研修、ベテランドライバーによる添乗指導を行って乗務員のレベルアップを図り、また燃費向上率の数値目標(対前年比)を設定し、その目標に向かってドライバー全員が努力しています。

モーダルシフトへの 取り組み

今や、各国、各地域でモーダルシフトをいかに進めるかが、世界的に注目されています。国内の貨物輸送の輸送機関分担比率を見ると、トンキロベースで約60%がトラック輸送であり、鉄道輸送は約5%に過ぎません。モーダルシフトは、こうした輸送手段の偏りを解消し、トラック輸送と、船舶や鉄道などの、より大量に運ぶことが出来る輸送手段とを組み合わせることで、輸送効率の向上を図ろうというものです。
当社においても、鉄道でのコンテナ輸送などを利用しており、CO2等の削減による環境面だけでなく、道路渋滞の緩和、交通事故の減少などに多くのメリットのあるモーダルシフトを、これからも積極的に推進していきます。

まとめ

燃費改善のための数値目標の設定、停車時にエンジンを停止するアイドリングストップやエコドライブの徹底といったドライバー一人ひとりが出来る環境負荷を抑えるための活動はもとより、積載効率の向上、輸送の効率化、コンテナ輸送、鉄道や船舶を利用した幹線輸送のモーダルシフト化など、物流におけるあらゆる環境負荷低減対策を経営戦略の重要な要素と考え、環境対応を推し進めています。

経営面のメリット

費用削減

エコドライブ推進により、1台あたりの燃料コスト削減。

事故削減

エコドライブ推進により、事故削減。

企業の認知度

荷主企業等に環境経営に積極的な先進的企業として社会的評価の確立。

職場活性化、従業員の士気の向上

環境保全活動を進めていく中で従業員の自主的取組みの醸成による職場の活性化。
社会貢献を実施し、評価を受ける事による従業員の士気の向上。